iOS 11にアップデートすべきか?iOS 11とiOS 10比較して、解説する
WWDC 2017で発表されたiOS11には、多くの新機能が盛り込まれた。同時に、画面デザインもiOS10から数多く進化していて、多くのユーザーに期待されている。
けれども、去年のiOS10は、過去の最大の10個の新機能を発表した。例えば、大幅な標準アプリの改善やロック解除方法が変更、Apple Pay機能の実装、バッテリー問題が話題になった。そうだとしても、iOS9からiOS10にアップデートすべきかに悩んでいるユーザーが決して少なくない。
その経験から見ると、現在のiOSバージョンに満足していたり、様々の原因で、iOS10から最新のiOS11アップデートすべきどうかと悩んでいる方もきっと多いでしょう。そこで、次の部分によって、iOS11 iOS10違いについて、或いはiOS10と比べて、iOS11変更点についてまとめて、ご紹介する。
関連記事:iOS11新機能、iOS 11にアップデートする方法
目次:
● iOS 11 iOS 10違い一覧
● iOS 11ベータ版をインストール
● iOS 11ベータ版からiOS 10に戻す
iOS 11にアップデートする前に、必ずiOSデバイスデータをバックアップする
iOS 11にアップデート中にトラブルがあって、更にアップデートが失敗してしまったら、iOSデバイス上のデータがなくなった可能性が高い。従って、iOS 11にアップデートする前に、お使いのiPhone/iPad/iPod touchをバックアップするのが非常に重要だ。
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iOS 11 iOS 10違い1:メッセージアプリに関する新機能と変更点
メッセージでは、iOS 10で追加されたメッセージアプリがアップデートされる。具体的にはアプリにアクセスしやすいようにドロワーが刷新される。現在はApp Storeのアイコンをタップするとようやくアプリが表示されるが、iOS 11ではアプリが常時表示されてバーをスクロールするとアイコンが少し大きく表示され、アプリを選択するとメッセージに挿入できるアイコンなどが表示される。
また、メッセージにiCloudが導入される。iCloudによってメッセージの内容が自動で同期されるため、別のデバイスでメッセージアプリを起動した時でも同じメッセージが確認できるほか、iPhoneでメッセージを開封した時に表示されるアニメーションエフェクトも同期される。さらに、メッセージはデバイスごとに最適化されて容量は小さく、バックアップは素早く可能になる。エンドツーエンドの強力な暗号化にも対応する。
要するに、iOS 10比較して、メッセージ上で、iOS 11変更点は:
●メッセージアプリの下段からステッカーアプリなどの拡張アプリを起動できるバーが追加;
●iMessageがiCloudで同期されるようになり、複数デバイス間でiMessageの削除状況などの同期に対応。
iOS 11 iOS 10違い6:コントロールセンター
iOS 10からiOS 11改善点が、最も見た目でわかりやすいのがコントロールセンターだ。タイルのようなデザインになり、好みに応じてコントロールセンターに表示する機能をカスタマイズ可能となる。
ロック画面からコントロールセンターを起動すると全ての機能が1枚の画面に表示される。iOS 10のようにページをめくる必要はない。各アイコンをタップすると小さなアニメーションと共に操作できる。3D Touchで操作すると隠れている機能を呼び出すことができる。
また、iOS11(左)の、コントロールセンターの設定画面では、数多くの機能を追加・削除可能となっており、ロックスクリーンからのアクセスとアプリ使用中のアクセス可否しか設定できなかったiOS10(右)と比べ、自由度が高くなっている。
とにかく、コントロールセンターと通知センターに関する新機能とiOS 11変更点は以下の四つの点になる:
●コントロールセンターが全画面表示に大幅刷新;
●コントロールセンターのボタンは3D Touchを使ったアクションに対応;
●コントロールセンターのカスタマイズ機能が追加;
●従来の通知センターが、ロック画面と一体化した画面に刷新。
関連記事:iOS 11 Jailbreak攻略〜iOS 11脱獄方法とツールを一挙ご紹介
iOS 11 iOS 10違い9:他のiOS 10からiOS 11改善点
通知画面
通知画面もロック画面と同じようなデザインに刷新された。これまでは通知が全部表示されていたが、最初の画面に表示される通知は未読のものだけになった。全ての通知にアクセスするには画面をスワイプアップする。
Home Kit
iPhoneやiPadで家電を操作できるHomeKitはSiriによる家電操作に対応できるようになる。対応家電には新たにスピーカーが追加され、AirPlay 2対応製品では複数のオーディオシステムやスピーカーを操作することができる。
Apple Music
2,700万人の有料会員を突破したApple Music。iOS 11では友だちが聞いている音楽が「For You」に表示される。また、友だちでなくてもパブリックアカウントを公開することでプレイリストを共有することもできる。開発者にはApple MusicのサービスにフルアクセスできるApple Music Kitが提供される。
マシンラーニング
すでに標準機能として搭載しているiOSのマシンラーニング(機械学習)。iOSではiPhoneのバッテリー管理やメモリーの顔認識、watchOS 4の新しいSiriのウォッチフェイスで利用されているが、iOS 11では開発者にも解放される。
解放されるのはカメラの顔検出、顔追跡、テキスト・バーコード・オブジェクト検出などが利用できる視覚処理の「Vision API」、テキストの言語識別など自然言語処理の「Natural Language API」などだ。
マップアプリ:
●ボストン、シカゴ、香港、ロンドン、東京羽田空港などの、空港や商業施設のフロアマップ表示(インドマップ)に対応;
●カーナビに車線の案内情報が追加;
●運転中に通知をオフにしたり、メッセージに自動返信ができる「Do Not Disturb While Driving」が追加。
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