【2024年版】iPhoneミュージック内の曲や音楽が消えた時の復元方法をわかりやすく解説!
iPhoneには「ミュージック」という音楽管理アプリが標準搭載されています。このアプリを使うと、iTunes Storeで購入した音楽やCDなどから取り込んだ音楽を iPhoneで再生できる上、音楽ストリーミングサービス「Apple Music」に加入することもできます。
ところで、iPhone「ミュージック」内の曲が消えたりすることが常に発生してしまいます。
今回の記事では、iPhoneミュージックから消えた曲を復元する方法を解説しましょう。
iPhoneミュージック内の曲や音楽を管理!
DearMob iPhoneマネージャー、iPhoneやiPadなどのiOS端末内の音楽を一括管理できるソフトです。パソコンに保存される曲や音楽を高速でiPhoneのミュージックアプリに同期・転送・バックアップ・復元することができます。使い方は初心者にとっても簡単だし、処理速度は驚くほど速い、音楽以外、様々なメデイアファイや大切なデータを管理することができます。
目次
(一)iPhoneのミュージックから曲が消えた理由
(二)iPhoneのミュージックから消えた曲を復元する方法
- (1)iPhoneを強制的に再起動する
- (2)iPhoneでiCloudミュージックライブラリがオンになっているか
- (3)「Apple Musicを表示」を設定する
- (4)一度iTunes&App Storeからログアウトして再ログインする
- (5)iPhoneで「すべての設定をリセット」を実行する
- (6)DearMob iPhoneマネージャーを利用してiPhoneに消えた曲を復元する
- (7)Finderを使ってバックアップから消えた曲をiPhoneに復元する(macOS Catalinaのみ)
- (8)iTunesを使ってバックアップから消えた曲をiPhoneに復元する
- (9)iCloudから消えた曲をiPhoneに復元する
(一)iPhoneのミュージックから曲が消えた理由
基本的に、iPhoneミュージックの曲が消えたことに対して、以下の原因が考えられます。
- @.iTunesのバックアップエラーにより、iPhoneの音楽が消去されます。
- A.新しいiOSにアップデートしたら、前にダウンロードしていた曲やビデオが消えてしまいます。
- B.音楽はiPhoneにダウンロード済みの状態となるわけではなく、iTunes /iCloudライブラリにあっただけなので、iTunes/iCloudアカウントからログアウトすると音楽が消えます。
- C.知らないうちに必要な曲を誤って削除してしまいます。
- D.iPhoneで「すべての曲を表示」をオフに設定しているためです。
- E.iPhoneで「Wi-Fi経由でこのiPhoneと同期」にチェックを入れた場合、iPhone内の音楽ファイルが自動的に削除されます。
- F.iCloudミュージックライブラリがオフにすると、オフライン再生のためにダウンロードした曲やプレイリストなどApple Music関連の情報が削除されます。
(二)iPhoneのミュージックから消えた曲を復元する方法
以下はiPhoneミュージックが消えた原因に対する復元方法をそれぞれに立案します。
(1)iPhoneを強制的に再起動する
パソコンも再起動すれば大抵の問題は解決するのと同じように、iPhoneの調子が悪いときにまずは試したい対処法が「強制再起動」です。
iPhoneを再起動することによって不具合が解消されるケースが多いです。
なので、ミュージックから消えた曲も「iPhoneの強制再起動」を通して復元する可能性があります。
<iPhone X以前機種>
- STEP1:iPhone本体横のスリープボタンを長押して表示される電源ボタンを横にスライドして電源を切ます。
- STEP2:スリープボタンとホームボタンを同時に長押して、iPhoneを再起動します。
<iPhone X以降機種>
- STEP1:iPhone本体左側面の音量を下げるボタンと、右側面のサイドボタンを同時に長押しします。
- STEP2:右側面のサイドボタンを長押しを続けて、iPhoneの画面にリンゴマークが表示されると、それが電源オンに合図なので、起動するまでしばらく待ちます。
※長押しって基本的に3秒ほどでいいです。
(2)iPhoneでiCloudミュージックライブラリがオンになっているか
Apple Musicのサブスクリプションに登録している場合は、「ライブラリを同期」を有効にすれば、または古いiOSの場合はiCloud ミュージックライブラリをオンに設定していれば、ミュージックライブラリやApple Musicからダウンロードした音楽をお使いのすべてのデバイスで楽しめるようになります。
ところで、その逆に、「ライブラリを同期」やiCloud ミュージックライブラリをオフにすれば、iPhone内の曲が削除されてしまいます。
一般的に、最新バージョンの iOSでは、「ライブラリを同期」はデフォルトで有効になっているし、ライブラリを同期」を無効にした場合は、有効に戻すことができるので、大抵問題ないと思います。
ただし、以前のバージョンのiOSへ更新すると、iCloudミュージックがオフになり、更新の完了後に自動的にオンに戻らないことがあります。
とりあえず、Apple Music(有料サブスクリプションサービス)を購読している人たちにとって、iPhoneミュージック内の曲が消えた問題を解消するには、一番重要なのは「ライブラリを同期」、あるいはiCloud ミュージックライブラリがオンになっているかを確認することです。
- STEP1:「設定」>「Apple Music」に移動します。
- STEP2:「ライブラリの同期」のがオンになっていることを確認します(iCloudミュージックライブラリ)。
- STEP3:オフの場合はオンに切り替えて、「ファイルを保持」を選択します。後は1〜2分間待つと消えた音楽が表示されます。
※既にオンになっている場合は、オフに切り替えて、数秒待ってから、再びオンに切り替えます。
(3)「Apple Musicを表示」を設定する
Apple Musicサブスクリプションの曲とアルバムが表示されない場合は、「設定」> 「音楽」で「Apple Musicを表示」をオンにしてください。
「Apple Musicを表示」が既にオンになっていれば、オフとオンを切り替えて設定を更新します。
合わせて読む:【Apple musicとiTunesの違い】どっちがいい?最新説明>>
(4)一度iTunes&App Storeからログアウトして再ログインする
Apple Musicの購読者ではない方なら、音楽がミュージックアプリに表示されないとき「iTunes Store と App Store」からログアウトと再度ログインしてみてください。
- STEP1:「設定」>「iTunes Store と App Store」の順に選択します。
- STEP2:Apple ID をタップして「サインアウト」をタップします。
- STEP3:続いて、Apple IDとパスワードを入力して「サインイン」をタップします。
- STEP4:既にサインインされている状態でミュージックアプリをやり直してください。
(5)iPhoneで「すべての設定をリセット」を実行する
「すべての設定をリセット」とは、iPhoneの設定を初期状態になるリセットです。
設定が関係してiPhoneミュージックの音楽が消えた場合は、iPhoneの設定をデフォルトに戻すことで問題が解決できるかもしれません。
iPhoneのリセットによって、写真、テキスト、ドキュメント、その他のファイルなどのデータやメディアは消えません。
- STEP1:「設定」>「全般」>「リセット」>「すべてリセット」を順でタップします。
- STEP2:iPhoneを再起動して、これらの基本設定を再構成する必要があります。
※再構成の際の手間や設定ミスを回避するためにバックアップを取得しておく方が無難です。
(6)DearMob iPhoneマネージャーを利用してiPhoneに消えた曲を復元する
「DearMob iPhoneマネージャー」とは、iTunesにはない様々なことができ、iTunesの代替アプリとして利用できるiOS管理ソフトです。直感的で扱いやすく、iTunes以上に簡単に音楽を管理できるので重宝されています。
- STEP1:アップル純正USBケーブルでiPhoneをパソコンと接続します。
- STEP2:iPhoneマネージャーを起動後、ホーム画面で『音楽管理』をタップして専用画面に入ります。
- STEP3:画面上側のメニューバーにある「音楽追加」をタップして、パソコンからiPhoneへ復元したい音楽ファイルを選択して読み込ませます。
- STEP4:右下側の「同期」アイコンをすると、パソコンからiPhoneへ音楽ファイルの転送がスタート。「完了」のメッセージが出てくるまで待ってください。
(7)Finderを使ってバックアップから消えた曲をiPhoneに復元する(macOS Catalinaのみ)
macOS Catalina以降を搭載するMacパソコンを利用しているユーザーなら、「Finder」アプリ通じて消えた曲を復元することができます。
- STEP1:対象のiPhoneとMacをケーブル(Lightning/USB-TypeC)で接続します。
- STEP2:Macで「Finder」アプリを開きます。
- STEP3:「Finder」の左サイドバーより、「場所」項目から接続したiPhoneを選択します。
- STEP4:「一般」タブにある「バックアップと復元」領域から「バックアップの復元」を選択します。
- STEP5:各バックアップの日付とサイズを見比べて、もっとも適切なものをお選びください。
- STEP6:「復元」をクリックして、復元が完了するまで待ちます。
(8)iTunesを使ってバックアップから消えた曲をiPhoneに復元する
Windows、macOS Mojave及びそれよりも古いバージョンのmacOSを使うユーザーなら、iTunesを使用してiPhoneに消えた曲を復元することができます。
- STEP1:iPhoneをパソコンとUSBケーブル(Lightning - USB ケーブル)で接続します。
- STEP2:iTunesを起動したら、画面上部の「iPhone」マークをタップします。
- STEP3:「概要」>「バックアップ」>「バックアップを復元」をクリックします。
- STEP4:各バックアップの日付を確認して、復元元として最も関連性の高いものを選択してください。
- STEP5:「復元」を押します。後は復元が開始されるので終了するまで待つだけです。
合わせて読む:「iPhone・iPad・iPodをiTunesでバックアップ/復元する方法」に関するおすすめ記事一覧>>
(9)iCloudから消えた曲をiPhoneに復元する
iPhoneのミュージックから消えた曲はiCloudバックアップに保存されていたら、iCloudバックアップから復元することができます。だが、iPhoneにあるすべてのコンテンツと設定を消去することが必要です。
それにより、iPod/iPad/iPhone内のすべてのデータの消去が行われ、工場出荷の状態になります。
もし、iPhone内のコンテンツが一部だけiCloudバックアップに保存されるなら、iCloudを利用して曲を復元するのは、大切なデータの紛失を引き起こしやすいです。なので、iPhoneミュージックから曲が消えた問題を解決するための方法としてあまり推薦しません。
- DearMob iPhoneマネージャーも、Finderも、iTunesも、iCloudも、iPhoneから消えた曲のバックアップが事前に作成されていたことを前提としていけます。
注意
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この記事を書いた人:小林ほたる
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