MacBookに入れたCD音楽をiPhoneに転送
DearMob iPhoneマネージャー:パソコンとiOS端末の間で音楽などのファイルを無劣化で双方向で転送できます。iPhoneにある音楽は消えたりすることが絶対ない!
【動作環境】: Mac OS X 10.9 Mavericksまたはそれ以降
【転送ファイル】:音楽、写真、ビデオ、カレンダー、連絡先、Podcast、着信音、アプリ、メッセージ、電子書籍、Safariブックマーク…
【初心者講座】MacBookにCDを取り込む方法とCD取り込みフォーマットの選択
音楽のデジタル化が進む中で、ストリーミングプラットフォームは便利な方法として広く受け入れられています。しかし、依然としてCDは特別な存在であり、一部の楽曲はCDとしてしか手に入らないものも多く存在します。SpotifyやAmazon Music、Apple Musicなどのストリーミングサービスには見当たらない、レアな楽曲がそうしたCDに宿っているのです。
しかし、時にはCDから音楽データをバックアップしたり、モバイルデバイスに取り込む必要があります。
この記事では、MacBookユーザーのために、CDの取り込む方法を紹介します。また、MacBookでCDを取り込むために必要なものや取り込む時フォーマットの選択、MacBookに取り込んだCD音楽をiPhoneに取り込む方法なども一緒に紹介します。
目次
MacBookにCDを取り込むために必要なもの
MacBookでCDを取り込む方法
MacBookにCD音楽の取り込み形式の選択
番外篇〜MacBookに取り込んだCD音楽をiPhoneに取り込む方法
まとめ
MacBookにCDを取り込むために必要なもの
CD取り込み作業の初心者なので、何を準備すべきか分からないでしょう。まずMacBookにCDを取り込む際に使用するために必要なものを紹介します。
- 1外部CD/DVDドライブ
多くの新しいMacBookモデルには組み込まれたCD/DVDドライブがありません。そのため、外部のCD/DVDドライブが必要です。USB接続のものが一般的で、MacBookに接続してCDを読み込むことができます。
- 2CDメディア
取り込むためのCDメディアが必要です。音楽CDやデータCDなど、取り込みたいコンテンツに応じたメディアを用意してください。
- 3MacBook
もちろん、CDを取り込むためにMacBookが必要です。外部ドライブを接続するポートやMacBookの動作環境に注意してください。
- 4MacBook用CD取り込みソフト
サードパーティー製のCDリッピングソフトをインストールする必要がありません。MacBookにはCD取り込みソフが標準搭載されています。古いmacOSを利用する場合、iTunesならできます。macOS Catalina以降を搭載しているMacBookなら、ミュージックアプリを開いたら、CDの音楽をMacBookに取り込んで保存することができます。
- 5インターネット接続
オンラインからアルバム情報やトラック情報を取得したり、デジタルオーディオ変換ソフトウェアをダウンロードしてインストールする際には、インターネット接続が必要です。
これらの要素が揃っていれば、MacBookにCDを取り込む準備が整います。
MacBookでCDを取り込む方法
上記でも述べたように、MacBookの標準搭載アプリ「ミュージック」或いは「iTunes」はCDリッピング機能を搭載しているので、第三者ソフトをインストールしなくて、素早く高音質でCD音楽をMacBookに取り込むことができます。
ミュージックアプリを利用してMacBookにCD取り込みの手順
macOS Catalina以降のOSを搭載しているMacBookなら、ミュージックアプリを使いましょう。macOS Catalina以降、音楽関連の機能は「ミュージック」アプリに統合されています。CDを取り込む際もこのアプリを使用することができます。それでは、MacBookの「ミュージック」アプリを使ってCDを取り込む手順を紹介します。
- ❶ MacBookで「ミュージック」アプリを開き、取り込みたいCDを外付けCDドライブに挿入します。すると、「×××××をミュージックライブラリに読み込みますか?」というダイヤログが表示されます。「はい」をクリックしてください。
- 🍅 「×××××をミュージックライブラリに読み込みますか?」というダイヤログが表示され場合、「読み込み」をクリックしてください。
- ❷ 「読み込み設定」ウィンドウで、MacBookにCD音楽の取り込み形式を設定して、「OK」。
- ❸ MacBookにCD取り込み作業が始まります。デフォルト設定では、CDからリッピングした音楽ファイルはMacBookの「/Users/ユーザー名/ミュージック/Music/メディア/Music」フォルダに保存しています。
iTunesを利用してMacBookにCD取り込みの手順
古いmacOSを利用している場合、iTunesを使用してCDを取り込む方法が依然として有効です。以下に、iTunesを使った古いMacBookのCD取り込み手順を紹介します。
- ❶ MacBookでiTunesを開いて、CDを外部ドライブに挿入します。iTunesはCDを自動的に認識し、トラック情報を読み込むはずです。
- ❷ インターネットに接続している場合、CDが認識されたら、iTunesは自動的その音楽CDのタイトルやアーティスト名などの情報を取得して表示します。また、「CD“xxxx”を iTunes ライブラリに読み込みますか?」というダイアログも表示されます。全ての曲をMacに取り込みたいなら、直接に「はい」をクリックしたら、CDをMacBookに取り込むことができます。
- 🍅 また、iTunesで「編集」→「設定」→「インポート設定」の順でクリックしたら、Macに取り込んだ曲のファイル形式やビットレート、サンプルレート、チャンネルなどを設定することができます。
MacBookにCD音楽の取り込み形式の選択
ミュージックアプリとiTunesでCD音楽を取り込む際、複数の出力形式を提供しています。どれにするか分からないでしょう。実は、異なる形式を選択することで音質やデータの容量が変化します。また、フォーマットの選択は、取り込むコンテンツの用途や再生デバイスに応じて行うことができます。以下に、各形式の圧縮方式と一曲あたりのデータサイズを表にまとめ、それぞれの特徴について詳しく説明します。
- 📰 AIFF (非圧縮)
- ● 音質: 高音質、データ圧縮なし
- ● 一曲あたりのデータサイズ: 大きい (20〜50MB)
- ● 特徴: 音質は最高だが、データ容量が大きく、ハードディスクを圧迫する可能性がある。
- 📰 AAC (不可逆圧縮)
- ● 音質: 高音質、音質劣化なし
- ● 一曲あたりのデータサイズ:小さい (2〜3MB)
- ● 特徴: 音質を維持しながらデータサイズを小さくできるが、非圧縮形式に比べると音質がわずかに劣ることがある。
- 📰 Apple Lossless (可逆圧縮)
- ● 音質: 高音質、音質劣化なし
- ● 一曲あたりのデータサイズ: 中程度 (10〜20MB)
- ● 特徴: 音質はAIFFやWAVと同等だが、一部の非圧縮形式に比べるとデータサイズが大幅に減少する。
- 📰 MP3 (不可逆圧縮)
- ● 音質: 良好、わずかな音質劣化あり
- ● 一曲あたりのデータサイズ: 小さい (2〜3MB)
- ● 特徴: 音質劣化が少ないが、高音質を追求する場合は他の形式を検討する。
- 📰 WAV (非圧縮)
- ● 音質: 高音質、データ圧縮なし
- ● 一曲あたりのデータサイズ: 大きい (20〜50MB)
- ● 特徴: 非圧縮で保存されるため音質は高いが、データサイズが大きくなる。
以上の特徴を踏まえて、音質とデータサイズのバランスを考慮して形式を選びましょう。高品質を求めるならAIFFやApple Losslessが適していますが、データサイズが大きくなるため、ハードディスクの容量に注意が必要です。可逆圧縮形式であるApple Losslessは中程度のデータサイズで高音質を実現できるため、バランスの取れた選択肢と言えるでしょう。どんなデバイスでも再生したいなら、MP3を選択しましょう。MP3は最も一般的な音声フォーマットの一つで、幅広い再生デバイスでサポートされています。
番外篇〜MacBookに取り込んだCD音楽をiPhoneに取り込む方法
iPhoneで外でもCD音楽を聴きたい人がたくさんいると思います。最後には、MacBookに取り込んだCD音楽をiPhoneに取り込む方法を詳しく紹介します。利用するiOSデータ転送ソフトはDearMob iPhoneマネージャーです。
MacBookに入れたCD音楽をiPhoneに転送
DearMob iPhoneマネージャー:パソコンとiOS端末の間で写真などのファイルを双方向で転送できます。
【開発者】:Digiarty Software, Inc.
【動作環境】: OS X 10.9 Mavericksまたはそれ以降
【転送ファイル】:写真、音楽、ビデオ、カレンダー、連絡先、Podcast、着信音、アプリ、メッセージ、電子書籍、ブックマーク(Safari)…
DearMob iPhoneマネージャーは、iPhoneとコンピュータ間でのデータ転送を効率的に行うためのユーティリティツールです。その音楽転送機能は特に便利で、MacBookで取り込んだCD音楽を簡単にiPhoneに転送できます。
DearMob iPhoneマネージャーは、直感的な操作方法と使いやすいインターフェースを提供しています。音楽転送は数クリックで完了し、ユーザーが手間をかけずに音楽を転送できるようにデザインされています。
音楽ファイルの転送速度は速く、大量の曲やアルバムを迅速にiPhoneに転送することが可能です。時間を節約しつつ、快適な転送体験を提供します。
多くの音楽フォーマットに対応しています。AACやMP3、Apple Losslessなど、さまざまなフォーマットの音楽ファイルをiPhoneに転送できます。
音楽の転送において、曲ごとにメタデータを編集できるため、個々の曲を細かくカスタマイズすることができます。アルバム情報やジャケット写真を整理するのに便利です。
音楽をiPhoneからMacBookにも逆方向に転送できるため、データのバックアップや同期に役立ちます。iPhoneの音楽をMacBookに保存することも簡単です。
それでは、DearMob iPhoneマネージャーを活用して、MacBookに取り込んだCD音楽をiPhoneに入れる方法を画像付きでご紹介します。
- 🎼 LightningケーブルでiPhoneをMacBookに接続します。DearMob iPhoneマネージャーを起動して、「音楽管理」をクリックします。
- ❶ メニューバーにある「音楽追加」をクリックして、「ファイル追加」または「フォルダ追加」をクリックします。
- ❷ Macに保存したCD音楽・曲の中からiPhoneに転送したい楽曲を選択して開きます。
- ❸ 右下の「同期」ボタンをクリックしてください。数秒の後、「完了」のメッセージが出てきたら、MacBookからiPhoneへCD音楽の追加が完成します。
MacBook CD取り込み方法まとめ
以上では、MacBookでのCD音楽の取り込み方法を詳しく解説しました。ミュージックアプリとiTunesの利用方法や、異なる音質とデータサイズの形式の選択肢についてご紹介しました。また、番外編では取り込んだ音楽をiPhoneに転送する手順も紹介しました。 音楽は人々の生活を豊かにし、感情を表現する大切な要素です。自分の好きな音楽を手軽に取り込んで、いつでもどこでも楽しむことができることは素晴らしいことです。ぜひこのガイドを参考にして、あなたのMacBookを音楽の宝庫に変えてください。楽しい音楽ライフをお楽しみください!
この記事を書いた人:アキ
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