AirDrop(エアドロップ)で動画送れない・表示されない原因と対処法まとめ
AirDropとは、写真、ビデオ、連絡先情報、Webサイト、書類、位置情報、アプリ、メモ、ボイスメモ、テキストなどを近くのAppleデバイス間でワイヤレスで共有できる最高のApple機能の1つです。 無線転送、容量制限なし、高速などが特徴で高く評価されています。
AirDropは秀逸なファイル共有ソフトだが、何らかの原因で、ファイルを共有できないことがよくあります。
その中には、動画データが大きいなどが原因で、AirDropで動画送れないことが最も多いのです。
Twitterや知恵袋では、「AirDrop動画共有できない」「AirDropで動画送れない」というような話題がたくさん投稿されています。
本文では、AirDropで動画送れない・共有できない時の原因と対処法を紹介します。
合わせて13種類の可能性があって、本文の最後までチェックしたら、AirDropで動画送れない問題は大体解決できると思います。
(一)AirDropの対応機種
まずAirDropの対応機種を確認しましょう。AirDropで動画を共有方法は簡単なので、ここはスキップします。AirDropで動画を送れない時、まず動画の送る側と受け取る側はAirDropが対応している機能かどうかをチェックしてください。もし、AirDropの対応機種でないなら、DearMob iPhoneマネージャーなど他のデータ転送ツールをご利用ください。では、AirDropが対応する機能をご覧下さい。
- iPhone
- ◎ iPhone 5以上(iOS 7以降)
- iPad
- ◎ iPad Pro
- ◎ iPad(第4世代以降)
- ◎ iPad mini以降
- iPod
- ◎ iPod touch(第5世代以降)
- Mac
- ◎ OS X Yosemite 以降を搭載した、2012 年以降のモデルの Mac が必要です。ただし、Mac Pro (Mid 2012) は除きます。
(二)AirDropで動画送れない時の表現とその対処法
AirDropで動画をAppleデバイスの間で共有して、うまくいかない時、様々な表現があります。AirDropで動画共有できない表現によって適当な対策を取りましょう。
@ AirDropで送信したい相手が送信先に表示されない
AirDropで動画を送る時、受信者も表示されないことがあります。
この場合で確認すべきことや取れる対策:
- a. 送り側と受け側のAirDropとBluetoothとWi-Fiをオンにする
- b. 送り側と受け側お互いに9メートル以内に置いてください
- c. Airdropの送信相手がiCloudに登録している名前と、自分が(相手を)連絡帳に登録している名前を一致にする
- d. iCloudにサインイン
- e. 受信者が古いMacを使用している場合は、「お探しの相手が表示されませんか?」をクリックしてみてください。
- f. 受信側のAirDrop設定が「すべての人」または「連絡先のみ」に設定
A AirDropボタンが灰色になっていて押せません
AirDropのアイコンが白いなら、動画などのデータを共有することができます。AirDropアイコンが灰色になっているなら、AirDropは利用できません。それは、iOS12 にアップデートされてから機能制限はスクリーンタイムという記載に変わりましたからかもしれません。 AirDropが動画送信できなくて利用できない時、設定→スクリーンタイム→コンテンツとプライバシーの制限→許可されたApp→AirDropをオンにしたら改善できます。
B AirDrop受信通知がない
もし、AirDropの送信側と受け取り側は同じApple IDでサインインしている場合、受け取り側には受信通知がなくて、AirDropで動画送れないかと思う人もいます。 ご安心ください。 コンテンツを AirDrop で自分自身に送る場合、たとえば、自分の iPhone から自分の Mac に動画を共有するときなどは、「受け入れる」または「辞退」のオプションは表示されず、デバイスに自動的に送信されます。
C Finderウインドウのサイドバーに AirDrop が表示されない
MacでAirDropで動画を共有したいが、Finderウインドウのサイドバーに AirDrop が表示されないこともあります。 この場合、Finderの「環境設定>サイドバー>サイドバーに表示する項目」で「AirDrop」をオンにすれば解決できます。
(三)AirDropで動画送れない・送信できない原因と対処法
上記はAirDropで動画送れない時の表現によって、その解決方法を説明しました。もし、AirDropで動画送信できない原因を探しているなら、ここからはそのポイントです。13つの可能性もあって、是非最後までチェックしてください。
原因@ Wi-Fi・Bluetoothがオフになっている
AirDropの受信側と送信側のWi-FiとBluetooth、どちらかがOFFになっていると「AirDrop」上で送信したい相手が送信先に表示されない、動画などnデータを送ることができません。 なので、是非両方のWi-FiとBluetoothを有効にしてください。
原因A インターネット共有がオフになっている
AirDropの送信側と受信側のインターネット共有(テザリングモード)がオンになっているなら、AirDropで動画を送ることができません。
是非両方のインターネット共有をオフにしてください。
- iPhoneの設定アプリ→インターネット共有をオフにする
設定方法
原因B AirDropの設定を「受信しない」に設定している
受け取り側のAirDrop設定が「受信しない」と設定しているなら、動画などのデータは受け取りません。なので、受け取り側の設定を「すべての人」或いは「連絡先のみ」にしてください。
- 受け取り側のAirDrop設定が「連絡先のみ」になっている場合、送信側の連絡先(iCloudで使われているメールアドレス)が登録されていないと、送信先一覧に受信相手が表示されません。登録していないなら、一時的に「すべての人」を選択してください。
注意
原因C iCloudからサインアウトした
AirDropはAppleデバイスにiCloudにサインインしていないと、データ受信側では「連絡先のみ」を選択することができません。
この場合、受信側のAirDropの設定で「すべての人」を選択するか、iCloudにサインインすればAirDropで動画送れない問題を解決することができます。
原因D デバイス同士の距離が遠い
AirDropはWi-FiとBluetoothによって動画データを送信するので、受信側と送信側の距離が遠すぎるなら、Wi-FiやBluetoothがうまく繋がらずに、動画データを送ることができません。なので、是非端末の距離を9メートル以内にしてください。また、端末の間には壁や仕切りも是非さけてください。
原因E 動画データ送信中は画面がスリープ状態
時間の長い、高画質の動画データをAirDropで送るなら、データサイズが大きいので、必要な時間も長くなります。もし、動画送信途中でiPhoneの画面がオフ(スリープ状態)になることで、AirDropのタスクが一時中断されてしまって、AirDropで動画送れないことになります。
対処法:動画や大量の写真データ送信中は画面をオフにしないようにしてください。
- iPhone・iPadの設定アプリ→画面表示と明るさ→自動ロックの設定を「なし」に変更してください。
設定方法
原因F コンテンツとプライバシーの制限でAirDropが許可されていない
AirDropで動画をAppleデバイスに送りたいが、iPhoneの「設定」→「一般」をタップしてもAirDropの項目が出てこない、またはコントロールセンターからAirDropの設定切り替えが出来ず、利用できない、というケースがあります。
このような状態の場合、iPhone「設定」→「スクリーンタイム」→「コンテンツとプライバシーの制限」→「許可されたApp」→「AirDrop」がオフになっているなら、是非有効にしてください。
原因G VPNを接続している
多くのVPNアプリケーションがAirDropがラップトップで動作するのを妨げることがテストされています。 VPNアプリをクイックしてから、Airdropで動画を共有しましょう。
原因H ファイアウォールがすべての着信接続をブロックしている
Macのファイアウォールのすべての着信接続をブロックしているなら、AirDropで動画を共有することもできません。
AirDropで動画送れない時、下記のように設定してください。
- アップルメニュー> [システム環境設定]をクリックし、[セキュリティとプライバシー]をクリックします。 [ファイアウォール]タブをクリックし、ロックアイコンをクリックして、プロンプトが表示されたら管理者パスワードを入力します。 [ファイアウォールオプション]をクリックし、[すべての着信接続をブロックする]の選択を解除します。
設定方法
原因I 電子レンジなどの機器が干渉している
AirDropで動画を送信する時には、Wi-FiとBluetoothが必要です。
電子レンジ、ワイヤレスビデオカメラ、電源ケーブル、コードレス電話などの機器が近くにあると、BluetoothやWi-Fiの電波に干渉し、「AirDropを送信できません」「待機中はAirDropを続行できません」と表示されて、AirDropでは動画を送ることができません。
AirDropで動画を共有する時、是非干渉装置の電源を切るか、場所を変更してください。
原因J 機内モードが有効になっている
iPhoneが機内モードになっていると、Wi-Fiが自動的にオフになってしまいます。
AirDropで動画を共有する時、是非機内モードをオフにしてください。
原因K AirDrop受信側に十分な空き容量
動画ファイルサイズは常大きいので、受信デバイスに十分な空き容量がない場合、「AirDropで動画受信できません」、「AirDropを待っている間動画送信続行できません」、「AirDropを使用できません」などの問題が発生します。
したがって、是非受信デバイスに十分な空き領域を保証してください。
原因L デバイス本体のシステムエラー
AirDropで動画送れない原因の一つとして、iPhone本体内にタスクやキャッシュが蓄積することで、システムエラーが起きている可能性も考えられます。
上記を全部試しても改善できないなら、Appleデバイスの電源を切って再起動しましょう。問題が解決するかもしれません。
- iPhoneのサイドボタンを数秒間長押しまたはサイドボタン+音量ボタンを長押す
方法
まとめ
上記で紹介した方法をためしたら、AirDrop動画送れない問題は殆ど解決できます。もしそれでもAirDropで動画を送信できない場合、他のiOSデータ管理ソフトによって、動画や写真などのデータを転送しましょう。ここで筆者はDearMob iPhoneマネージャーというiOSデータ管理・転送ソフトをおすすめします。
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DearMob iPhoneマネージャー一押し!
Macだけでなく、WindowsパソコンとiOSデバイスの間でも動画や写真, 音楽, 連絡先, 着信音, 電子書籍, アプリ, カレンダー, メッセージ, 連絡先, Podcast, エクセル, Word, PDF, ボイズメモ, ブックマークなどを転送できるソフトです。
◈ 使いやすい―1クリックだけで複数のものを一括転送;
◈ 速いー業界一の速度を誇り、iPhoneとPC間でのファイル転送時に便利;
◈ 安心安全ーデータの上書きがされなかったり、不明エラーで転送したデータをなくなることもない;
この記事を書いた人:アキ
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