【解決策】iPhoneをPCに接続時「システムに接続されたデバイスが機能しません」エラーが出る!
iPhone内のデータをWindows PCへコピーするとき、「システムに接続されたデバイスが機能していません」、「デバイスに到達できません」というエラーメッセージが出てしまう報告が多いです。
今回の記事では、上記のような問題に遭ったiPhoneユーザー向け、分かりやすい解決策を解説しましょう。
iPhoneの「システムに接続されたデバイスが機能しません」不具合を解決できるソフト
DearMob iPhoneマネージャーとは、iTunesと似たようなiOSのファイル管理ソフトです。動画・写真・音楽・アプリの管理や、バックアップの作成などが出来ます。ファイル転送の故障が原因でiPhoneをPCに接続時「システムに接続されたデバイスが機能しません」が発生してしまえば、DearMob iPhoneマネージャーを利用すれば問題が解消されると思います。
iPhone「システムに接続されたデバイスが機能しません」不具合の原因と対策
iPhoneの新しい機種も古い機種も関わらず、「システムに接続されているデバイスが機能していません」というエラーが発生してしまうことがあります。
一般的に言えば、iPhone 6及びその前の機種なら、原因はぞれぞれです。
iPhone 7、iPhone 8、iPhone X、またはiPad Proなら、おそらくファイル転送の故障が主な原因として考えられます。iOS11から、写真と動画の撮影コーデックの標準設定が(一部の機種で)変更になりました。
写真は従来のJPEGからHEIF形式(拡張子.heic)となります。標準の動画エンコードがH.264から最大40%も高効率なH.265/HEVCに変わります。
新しいフォーマット(HEIFまたはHEVC)は、素材を高効率的に扱えるが、ほとんどのデバイスと互換性がないので転送も利用も難しくなります。
それにおいて、Appleには、ファイルを転送またはメールで送信する場合に、HEICの写真とHEVCのビデオをより一般的な形式に自動的にリアルタイムで変換する機能があります。
ところが、このリアルタイム変換の機能は便利な反面、故障してしまった時は多いです。
アイフォンからPCに写真や動画ファイルをコピーする途中で、突然「システムに接続されたデバイスが機能していません」が表示されるのもそのためでしょう。
解決策は以下の通りです。
簡単に言えば、このリアルタイム変換機能を無効に設定して、元のフォーマットのままでファイルを転送すればOKです。
- iOSの「設定」→「写真」→「MACまたはPCに転送」→「元のフォーマットのまま」にチェックを入れます。
そうすると、Windowsフォトを使用してファイルをインポートしても、ファイルエクスプローラーのDCIMフォルダーを介して直接にコピーしても、iPhone内のファイルは元の形式で転送されます。
iPhoneで撮ったHEVC ビデオや HEIF画像をWindows 10 上で直接開けるようにする拡張機能が利用できます。
- Windows7/8/8.1を利用している方にとって、アイフォンファイルを転送する際に起こった「システムに接続されているデバイスが機能していません」問題を解決するには、DearMob iPhoneマネージャーという転送ソフトを利用しましょう。もちろん、Windows10でも使えます。
注意
一言に言えば、DearMob iPhoneマネージャーは「iTunesの基本的な機能から一歩発展させたような利便性の高いソフト」と言えます。
- @.HEIFの状態で撮影した写真を扱いやすいJPEG形式に自動変換してPCで表示してくれるんです。
- A.画質や音質を劣化させることなく、高容量の動画を自動圧縮することも可能です。
- B.写真は写真、ビデオはビデオ、というようにデータ毎に読み込むので非常に高速且つ動作が軽いです。
- C.機能の操作も簡単で使いやすく品質面も安定していて利便性が非常に高いデータ転送・管理ソフトです。
特徴
さて、DearMob iPhoneマネージャーを使ってHEIF写真をJPEG形式でPCにコピーしましょう。
STEP1:iPhoneをPCに接続した状態でDearMob iPhoneマネージャーを起動します。
STEP2:メーン画面で「写真転送」をクリックして写真の管理画面を開きます。すると、数秒でiPhone内の写真が読み込まれます。
STEP3:iPhoneからPCへ取り出したい画像をクリックで選択します。
STEP4:すべて選択し終えたらメニューバーの「エクスポート」の右側に小さくついている三角形「▼」をクリックして、「HEICをJPGにエクスポート」をタップします。
わずかこれだけの作業で写真等の画像をパソコンにバックアップすることができました!
iPhone「システムに接続されたデバイスが機能しません」って他の解決策
1.iPhoneとパソコンを再起動する
iPhoneやパソコンには何かしらの不具合が発生したら、再起動するのは定番の解決法です。深刻な不具合でなければ、再起動によって不具合が解消する可能性は十分にあります。
- iPhoneを再起動する方法は、スリープボタンを長押しして、画面に表示されたバーをスライド。これで電源がオフになりますので、再度スリープボタンを長押し。アップルのロゴが出てきてしばらくすると再起動完了です。
2. USBケーブルの接触不良
「システムに接続されたデバイスが機能していません」というエラーは、iPhoneをWindows PCに接続するために使われていたUSBケーブルの不良も原因として考えられます。
Apple純正LightningケーブルやMFi認証済みのLightningケーブルを使用しない場合、接触不良問題が起きやすいからです。解決策として、言うまでもなく純正品やMFi認証品の使用をおすすめします。
3.別のUSBポートで接続してみる
パソコン側のUSBポートが破損することがあります。破損したUSBポート経由でiPhoneを接続すると、接続が不安定になったり、iPhoneが認識されなくなることがあります。
もちろん、USBポットの故障で「システムに接続されたデバイスが機能していません」が発生してしまう可能性もあります。
通常、パソコンには複数のUSBポートがあります。他のUSBポート(USB3.0ポットが一番いい)を使ってiPhoneを接続してみましょう。これで直れば、特定のUSBポートだけが壊れてしまったと考えられます。
もし、改善はなかったら、キーボードやマウス以外、PCに接続している周辺機器(プリンターやヘッドホンなど)はすべて取りはずして行なってください。
4.iTunes /iPhoneのiOSをアップデートする
お使いのパソコンにインストールされているiTunes、または自分が使っているiPhoneのiOSは最新バージョンですか。iTunesやiPhoneのiOSのバージョンは古すぎると、ソフトウェアまたはハードウェアの非互換性問題を引き起こしやすいです。
一般的に言えば、最新版にアップデートすると、一部のバグが修正されるだけでなく、セキュリティが最新の状態に修正されるのもいいです。
ただし、古いiPhoneの場合は、最新のiOSバージョンに対応していない場合があります。その場合は、そのiPhoneでアップデートできる最新版までアップデートできます。
iTunesのアップデート↓↓↓
- 「スタート」メニューから「Apple Software Update」を検索して開きます。アップデートが利用可能な場合は、それを選択して「インストール」をクリックします。
iPhoneのiOSをアップデートするには↓↓↓
iOS 13 アップデートガイド:注意点・やり方・iPhoneバックアップの徹底ガイド>>
5.位置情報とプライバシーをリセットする
iPhoneは通常、はじめてPCに接続した場合には「このコンピュータを信頼しますか?」というアラートが表示されます。その後の操作を続行をするために、「信頼」をタップする必要があります。
ところで、プライバシー設定が破損していると、このはじめて接続するPCにもかかわらずこのアラートが表示されない場合もあります。また、「システムに接続されているデバイスが機能していません」というエラーが表示される場合があります。
この問題を解決するために、場所とプライバシーの設定をリセットしましょう。
- PCからiPhoneを取り外して、iPhoneでホーム画面から、「設定」を開きます。次は、「全般」→「リセット」→「場所とプライバシーのリセット」の順番でタップします。
以上紹介した解決方法を試したら「システムに接続されているデバイスが機能していません」を解消できると思います。もし、いろいろ試しても改善はない場合、Apple サポートへ問い合わせたり、またはご契約中の携帯電話会社とご連絡ください。
AppleCare 電話番号: 0120-277-535 営業時間 平日/土日: 9:00〜21:00
チャットAppleサポートへhttps://support.apple.com/ja-jp
この記事を書いた人:小林ほたる
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